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お部屋レイアウトのご相談依頼があった事例を紹介

インテリアコーディネートの依頼をするときにお部屋のレイアウトをどうすればよいか悩んでいるというお声は多いです。

注文住宅の場合は、ある程度家具のレイアウトを考えた上での間取りを作るのでレイアウトに悩むことは少ないとおもいます。しかし、特に賃貸マンションや賃貸の戸建においては借りたお部屋に対してご自身でレイアウトを考えないといけないと思います。そのレイアウトが比較的容易な物件もありますが、暮らし方や間取りによっては非常に悩ましい場合もあります。

実は私自身インテリアコーディネートにおいてレイアウトの提案をすることは最も得意としております。

これは単純に家具のレイアウトを考える能力、知識だけでなく多様なサイズや機能をもつ家具を熟知していることが重要にもなります。

例えば家族3人が6畳のリビング空間に

•2人掛けのソファを置きたい

•ダイニングセットもテレビボードも置きたい

•お部屋は広く使えてなおかつ収納スペースもほしい

という理想の暮らし方があるとします。

一見難しそうな条件でこの部屋では実現できないと思っていたにもかかわらず、多様なサイズや機能を保有する家具を知っているからこそできるレイアウトのご提案があるので理想の暮らし方を実現できるのもオンラインインテリアコーディネート74を利用するメリットであります。(上記の条件は実際にあった事例でブログ後半に紹介します)

ここでは理想の暮らしを実現できるレイアウトのテクニックを実際の事例を通して説明したいと思います。

1人暮らしのマンションでのお部屋レイアウト事例

まずはこちらのオンラインインテリアコーディネート74が手掛けた一人暮らしのお部屋のレイアウトになります。

一人暮らしで部屋数が2つの場合、2部屋をどのように使い分けるかをまず悩まれると思います。

基本的にはゾーニングで分ける考え方が必要です。

今回のお部屋の場合ですと、ご飯を食べるゾーン、くつろぐゾーン、デスクワークをするゾーン、着替えるゾーン、寝るゾーンがお客様へのヒアリングから必要となりました。

そして来客もあるということでしたので、玄関に近い左側のお部屋はすっきりして広い人を招きやすいお部屋、右側のベランダ側のお部屋はごちゃごちゃしてもよいのでプライベートなことができるお部屋にするのが良いと感じました。

キッチンのある左のお部屋は当然ダイニングテーブルがあったほうが家事動線的にも便利です。

今回、キッチンのすぐ後ろに円形のダイニングテーブルを置くことでダイニングテーブルが作業台としても使え、狭いキッチン台の問題を解消できるというメリットもあります。

この位置にダイニングテーブルをレイアウトすることでお皿を出したり食べた後に片付けする時にも家事動線が近くて便利です。

そしてソファからもダイニングからもテレビを観れる位置にレイアウトしています。また玄関側から入ってベランダ側のお部屋まで一直線に進んでいけるので動線が良いといえます。くねくね歩かないといけないのは不便ですよね。

こちらの広いお部屋はご飯を食べるゾーン、くつろぐゾーンですが、ダイニングテーブル横に収納棚があることでダイニングテーブル上で作業をする際に使うものを置ける収納棚としても使えると思います。

続いて奥の狭いお部屋はデスクワークをするゾーン、着替えるゾーン、寝るゾーンです。

デスクは大きなパソコンを置いたりものが雑多に溢れてしまいがちということで来客スペースには置かずにこちらのお部屋に配置。

そしてミラーとクローゼットが近い位置関係にあるので着替えるゾーンとしても適しています。

ベッドに関してはこの位置にあるとベランダに出にくいのでは?と思うかもしれません。

でも実はベランダに出る必要性ってそんなになかったり、最近は洗濯物も乾燥機や部屋干しも一般化しており、ベランダは一応出れるようにはするけど出にくくてもいいという暮らしの人は多いと思います。

レイアウト的にもベッドを掃き出し窓側に置くことで、動線を確保しつつデスクワークをするゾーン、着替えるゾーンをつくることができます。

狭いリビングで家具のレイアウトが難しい事例

続いて冒頭でもありました、「家族3人で6畳のリビング空間に2人掛けのソファも置きたいし、ダイニングセットもテレビボードも置きたいけどお部屋は広く使えて収納スペースもほしい」ですがこれもオンラインインテリアコーディネート74がインテリアコーディネートした実際の事例でもあるので紹介したいと思います。

↓の写真の事例になります。

約6畳のリビングスペース、右側には約4畳のカウンターキッチンタイプのキッチンスペースがあるLDKです。

6畳だけどソファもテレビボードもダイニングセットも収納棚もあるけど開放的だと思います。家具でぎゅうぎゅう詰め感はないと感じませんでしょうか。

レイアウト自体はこの間取りに対して一般的なレイアウトと言えます。

カウンターキッチン向かいに壁付けでダイニングテーブルを置くことでカウンター越しに料理を提供したり、食べ終わったお皿をカウンターに置けるので家事動線に優れています。

ただここで1点工夫しているのがダイニングテーブルを1本脚タイプにしていることです。

4本脚が一般的なダイニングテーブルにおいてなぜ天板の中心に1本だけ脚のある1本脚のダイニングテーブルしているか。

それは

・家族構成が夫婦+小さなお子さんの3人でお誕生日席にお子さんが座るような形で座り、大人2人はテレビ視聴が好き。そうなると夫婦は常に斜めに座ってお子さんにご飯を与えたりテレビを観られる。1本脚は斜めに座るときに足回りが広いメリットがある。

・1本脚のテーブルの下の両端には大きなスペースが生まれるためそこに収納棚を置くことができる。ダイニングテーブル下に収納棚があると食事で使う調味料や食後のお薬、デスクワークをする際の事務用品や書類を収納できるので非常に便利です。

・この位置に収納棚があるとダイニングチェアに座る際に死角の位置になりますし、そもそも低い収納棚なので圧迫感がない。

という理由があります。

テーブルは単純に天板の大きさや素材だけでなく、脚の形状の持つ機能性にも目を向けることで狭い空間を上手に使うことができるケースもあります

続いて注目してほしいのはグリーンのローソファです。

ローソファといっても床に座るような座椅子に近いローソファですが、決してデザインに優れているソファではありません。ソファって脚があって背もたれもそこまで高くないソファがデザイン的には美しいとされています。

このローソファのもつデメリットのデザイン性を補填するために横に収納棚を設置する提案をしています。

ローソファ+収納棚が一体化し、1つの収納付きソファのように見せることでローソファ単体のもつデザイン性の低さを軽減しています。

そしてこのローソファはデザイン面以外ではさまざまなメリットがあるのです。

①2人で座った時に2人ともが足を伸ばしてくつろげる。さらにはリクライニング機能もあり総じて機能的である。

② 日本人は畳文化から低い位置に座ることに安心感を感じる。さらには背もたれが高いので上半身全てを背もたれに預けられる。ハイバックのローソファは日本人にとってくつろげて安心できるソファと言える

③このローソファは低く肘置きもないため圧迫感がなく、フローリング部分とつながりのある空間として使え、子供にとっても走り回れるスペースにすることができて狭いお部屋でも広く使えて開放感も感じることができる。

④上記の機能性を備えながらも価格は非常に安価で2万円以下でも買える。(ただし、構造がしっかしした作りになっておらず耐久性はない)

レイアウト自体はスタンダードなものに近いですが、使用する家具を工夫することでお部屋を広く使えて、開放感もあり、収納スペースも確保できるのです。

こちらのお部屋はYouTube動画でもルームツアーとしてまてめていますのでよかったらご覧ください。

まとめ:お部屋のレイアウトで大切な考え方とやり方

今回2つのお部屋のレイアウトを解説させて頂きました。

まずはどのような暮らしがしたいか(家で〇〇したい)、どんな家具が必要で、お部屋の広さや間取りはどうなっているか。

それらを箇条書きなど可視化、整理すると良いと思います。

そしてお部屋の平面図や間取り図をお持ちでしたらそこに家具のレイアウトを手書きで書いてみるとよいです。

オンラインインテリアコーディネート74の場合もまずはそれらの情報を整理することから始めます。

そして最終的には3Dパースで家具がレイアウトされたお部屋のイメージ画像を作りますので、「いざお部屋に置いてみたらこんなはずじゃなかった」という失敗が起こりにくいという利点がありますので、レイアウトに悩まれている方はオンラインインテリアコーディネート74に依頼することを検討してみてはいかがでしょうか。

オンラインインテリアコーディネート74はLINEやメールでインテリアコーディネートを依頼できるサービスです。
コーディネートでご提案する家具はイケア、ニトリ、楽天、Amazonなど国内全てのウェブサイトのアイテムが対象となります。

Interior Coordinate 74