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インテリアコーディネートのコツは?プロに相談・依頼した方がいい?

これからお部屋作り! でも多くの人はお部屋作りは初心者でどうすればオシャレになるかはわからないと思います。

ここではお部屋をオシャレにするために意識する基本的な3つのことをお伝えし、最後にお部屋作りをインテリアコーディネーターなどのプロに相談・依頼したほうがご自身で全てコーディネートするよりもいいかをお伝えしたいと思います。

①全体の統一感が基本

インテリアコーディネートの基本とも言えるのがお部屋全体に統一性を持たせることがあります。逆に言えば統一性がないバラバラな空間は良くありません。

統一感にもいろんな意味での統一感があります。

代表的なのはインテリアスタイルの統一です。

モダンスタイル、北欧スタイル、ヴィンテージスタイルなどさまさまなインテリアスタイルがありますがその一つのスタイルで統一してお部屋作りをするということです。

これは一般の人が1人でするのは難しいかもしれません。先ほどの「モダンインテリア」、「北欧インテリア」、「ヴィンテージインテリア」などでググればプロが作った各スタイルのコーディネート空間の画像が見れるのでそれを参考にしていただきたいです。決して色や家具の素材に統一性がなくて一見バラバラなんだけどどこか統一性を感じるという写真もあると思います。

それはインテリアスタイルに統一性を持たせているからです。

でもインテリアスタイルを統一させてと言われてもそもそもそれぞれのアイテムがどのスタイルに分類されるのか分からないという問題もあります。

そのための解決方法としてブランドを揃えるというのがあります。

IKEAのアイテムで全てインテリアコーディネートをすると色がバラバラでも北欧インテリアで統一されます。

無印良品のアイテムで全てインテリアコーディネートすると無印ブランドらしいシンプルで落ち着き、優しさのあるインテリアで統一されます。

ただ現実的には一つのブランドだとアイテム数が絞られるので、例えば幅70センチくらいのオープンシェルフ を置きたいと思っても一つのブランドだけだと条件を満たすものがないという問題が起こりうるので注意は必要です。

他の統一感をだす方法として色、素材、形などを合わせる手法です。こちらは一般の人でも取り入れやすい手法です。

色で代表的なのはお部屋を白で統一させるとかダークブラウンで統一させるスタイルです。

また、統一させるという表現とは少し異なる、色をリンクさせるという手法があります。

これは例えば離れたところにある複数の家具に同じ色を使うという手法です。

例えばこの写真だと入り口ドアやローテーブルに水色が使われています。

引用:https://www.pinterest.jp/pin/1090504497246447721/

もし1つだけに使ってしまうと場合によってはそこだけ浮いてしまう存在になることがあります。

2つでも3つでも良いのですが複数箇所に同じ色のアイテムを使うことで空間にマッチしながらもちょっとしたアクセントになりインテリア性もあがりますよね。

色における統一感は同じ色を使用するだけではありません。異なる色同士でも同じトーンであれば統一感が出るのです。

色のトーンというのは何かというと色の明度や彩度を同じにするということです。

すみません、もっとわかりにくくなったかと思うので下の画像を見てほしいです。これは色相表と言われるもので「ビビッド」「グレイッシュ」など同じ明度彩度をまとめております。このビビッドの色を何色も使うなど同じ明度彩度の色であれば一つの空間に複数色使っても統一感が作れるのです。逆に明度彩度が違うビビッドの色とグレイッシュの色を同じ空間に使うとまさに統一性のないチグハグな空間になってしまうのです。

引用:https://www.pinterest.jp/pin/849280442247088136/

次に素材についてですが家具には鉄、ステンレス、レザー、木などさまざまな素材が使われていますがこの素材も同じ素材を一つの空間に複数使うことで統一感が生まれます。ただ素材といっても例えば木であれば同じ木の品種にすることで同じような木目になり、表面の仕上げもオイル仕上げ等で合わせることでより統一感が生まれます。

最後に形にも統一感を意識してほしいです。細い脚のデザインの家具を複数使う、丸みや柔らかさのある形状の家具を複数使うなどシルエット(形)においても統一感や合わせるということを意識すると全体としてのまとまりが生まれます。

統一感といっても実はさまざまなアプローチによって作ることができるのです。ただインテリアコーディネートにおいては統一性のみを意識して統一感だけある空間を作っていいものではありません。一定の「崩し」や「アクセント」はあったほうが良いのですがまず初心者の方は統一感というものを一定量意識しながらコーディネートを考えることをお勧めします。

②見た目をすっきりさせよう

インテリアで画像を検索するとおしゃれなお部屋ってたくさん出ますよね。またモデルルームに行ったことがある人ならわかると思いますがインテリアが美しくレイアウトされていて「こんなお部屋に住んでみたい」なんてつい思ってしまうかと思います。

どちらも素敵なインテリアです。ただどちらも共通点として「すっきりしていて生活感がないインテリア」です。

悪い言い方をするとそこで生活するには不便なインテリアになっています。例えば収納棚にはかわいいオブジェや英字古書など見た目の美しいもので一杯です。つまり実用的なものが1個もなかったりしています。

限られたリビングスペースにわざわざ収納棚を置くのであれば生活することを考えると生活に必要なモノを置きたくなりますよね。でも生活に必要なものって生活感が出てしまい、上述の美しいインテリアからかけ離れていきます。。

実際に住むお部屋でのインテリアコーディネートでは美しいインテリアにしながらも生活しやすくしないといけません。

この2つを両立するためにはお部屋をすっきりさせ、生活感のあるモノは隠していくことが必要になります。

お部屋に入った時に目に見えるのはデザイン性のある家具とデザイン性のある小物にし、アイテムを絞って見た目をすっきりさせましょう。そしてデザイン性のない生活に必要なもの、例えばリモコン、ティッシュボックス、カレンダーなどは隠す収納に入れましょう。扉付きの収納棚や蓋付きの箱に入れる、もしくは死角になるところに置くようにしましょう。

それでも生活に必要なものは暮らしやすさを考えると隠しきれないと感じる場合があります。

その場合は生活に必要な小物をデザイン性のある物に変えるという方法もあります。

例えばテッシュボックスにカバーをしたり、カレンダーはどこかの景品や会社からもらった昔ながらの壁掛けではなく、置き型のデザイン性のあるものに変えたり。電気製品もデザイン性に重きを置いたあに変えたりと。(デザイン性のある家電としてバルミューダが有名ですね)

しかしそうすることで生活に必要なものとしての機能性や利便性が損なわれたりコストがかかるというデメリットはありますので、購入される際は慎重に検討頂けたらと思います。

またすっきりさせることとして電気製品の配線は隠したいです。これもインテリアの写真ではどれも配線は隠れていて、ぐちゃぐちゃの配線は生活感を感じさせてしまいます。

私はインテリアコーディネートをする際は必ず配線もシミュレーションし、電気製品の配線が目立たないよう意識しています。

③小物でおしゃれ度をあげる

引用:https://www.pinterest.jp/pin/822610688200618766/

少し述べましたが美しい小物がお部屋のデザイン性をグッと高めています。

これまで統一感やお部屋をすっきりさせることの重要性をお伝えしましたが、小物に関しては少し違います。

そもそもおしゃれなオブジェなんてないほうがすっきりするけど、それでもデザイン性をあげるには飾った方が良いです。

統一感に関しては小物関係は少し意識する程度くらいがちょうど良いかなと思います。

洗練された空間には統一性やすっきりさを表現しながらも、一定の崩し・アクセントが必要になります。

この一定の崩し・アクセントを小物類で表現するのが1番やりやすい手法です。

壁に絵を飾ったり、好きなお花を飾ったり、動物のオブジェを置いたり。。

そういった小物類は他の家具たちと色の統一性はなしでもオッケーですがインテリアスタイルは合わせたほうが良いです。

またどこにどのような小物を飾ればいいのかというのも正直これが答えとは言えずそれこそセンスが問われるものにはなります。

ただ一応使える法則もあるにはあるのでお伝えしたいと思います。

・奇数の法則

オブジェを置く際に2個、4個、6個と偶数個置くよりも1個、3個、5個の奇数個置くほうが美しく見えやすい

・三角形の法則

オブジェを並べる際に三角形を意識して配置する。綺麗な正三角形や二等辺三角形ではなく不規則な三角形にする。

奇数の法則も合わせて、例えば収納棚の天板面に3個のそれぞれ大きさが異なるものを不規則な三角形を意識して配置すると良いです。

・フォーカルポイント

お部屋の中で注目させたいポイントとなるところを作ることです。反対に注目させない白い壁のみの箇所もしっかり作り、フォーカルポイントとのメリハリも意識しないといけません。

このフォーカルポイントにしたいところに小物を飾るのがおすすめ。

また、人間の心理的にお部屋に入った瞬間に視線が斜め方向の遠いところを見てしまいます。そこにフォーカルポイントを作るのも1つの手法です。

お部屋作りはプロに相談・依頼したほうがいい?

長々とお部屋作りのコツをお伝えしましたが、結局のところはお部屋作りは自分自身でできるのでしょうか。それともインテリアコーディネーター、建築家等のプロに相談、依頼したほうがいいのでしょうか。

結論としては工事が不要なお部屋作りは一般の方でももちろんできるのですが、デザイン性の高いお部屋となるとプロの力を借りたほうが良いです。(私の立場的にそう言わないと私の存在価値がなくなるというのもありますが。。)

上述のお部屋作りのコツはまだ一部でありますし、物件の間取りやサイズによってもコーディネートのやり方は変わってきます。

お部屋作りの経験が少ない一般の方々がお部屋作りをするとどうしてもいくつかの失敗点は生まれます。そして頭の中で想像したり紙にレイアウト案を考えるくらいでコーディネートをしても失敗しやすいというのもあります。

私でも基本的には3Dパースを作成しながらコーディネートを考えていますがいまだにそのほうがお部屋作りの精度は格段によくなると感じます。

3Dパースによるシミュレーションをしないと特に一般の人は失敗しやすいです。(代表的な失敗例としてカラーコーディネートやインテリアスタイルのチグハグ感、家具をいざ置いてみると思ったより大きくて圧迫感がありすぎたといったことが起こる)

またプロの人たちは家具や建築の知識と経験があります。

照明はどの程度必要か、耐久性のある素材・構造になっているか、家事や生活動線を考えたコーディネートになっているかなどプロが保有する専門知識のもとのコーディネートはデザイン以外の部分で価値を出すこともできます。

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