東京都内のマンションに引っ越されるS様のインテリアコーディネート事例のご紹介。
今回は私のインテリアコーディネートだけでなくS様による、各アイテムの選定や感性も加わることでこれまでにはない新しいジャパンディスタイルのお部屋が完成しました。S様の協力によって素敵な空間が作れたと思います。
目次
今回合計3部屋のご依頼でしたが、まず早速ですが、LDKのビフォー(インテリアコーディネート前)の写真はこちらになります。

石目調のアクセントクロスのあるお部屋。形は一見長方形なので普通かと思われがちですが、キッチンが隠れたところにあるので今の時代としては珍しい形で、アクセントクロスがあり、LDKとつながっている洋室も出入りできるよう引き戸前には大きな家具が置けないといった、実は制限もある間取りにはなります。
アフター(インテリアコーディネート後)の写真はこちら。完成したお部屋をS様が撮影してくれました。


ジャパンディというのは北欧と日本のデザインが融合したインテリアスタイルです。
北欧デザインの家具がメインであるのですが、そのなかに、日本らしい白木のナチュラル色の家具、縦格子のデザイン、和紙を感じさせる照明、墨汁の黒の色が使われています。
そしてジャパンディスタイルや今のインテリア業界ではほとんど使われない「掛け軸」をリビングに飾っており、個性と独特の存在感を放っております。
海外インテリアをただ真似するだけではありきたりだし、和モダンや昔ながらの日本の和室を再現すると現代におけるデザイン性として乏しくなります。
海外インテリアを取り入れつつ、日本の伝統を継承しお部屋に残す。このお部屋で暮らしていると歴史ある日本の良さを忘れずにいることができ、外国人の来客の際はきっと感動してくれると思います。
他にはない唯一無二の新ジャパンディスタイルのインテリアとなりました。

今回のインテリアコーディネートのご依頼においてご提案したアイテムはこちらの通りです。
デザイン、質感に優れたハイブランドの家具も多用しております。
中央のお部屋はLDKで料理、食事、リラックスができるお部屋。右側のお部屋は読書や在宅ワークをするための書斎。左側のお部屋は寝室と着替えをするお部屋です。

リビングにおいてはエコカラットの壁の前にソファやフロアライトを設置し、フォーカルポイント(見せ場)としております。
ソファの前には円形ラグを置くことで形におけるアクセントと横の書斎への人の動線も配慮したサイズにしております。
ダイニングテーブル上にはハーマンミラー社のバブルランプを設置し、北欧らしい一室多灯使いの明暗ある立体的な空間を作っています。


書斎ではラグを敷くことで素足でも快適にお仕事等ができるように。お持ちのワークチェアのキャスターが快適に動くようにやや短めの毛足のラグをご提案しています。

寝室については今回提携しているリフォーム会社に依頼し、床と壁紙を変更しています。

もともとはこのようにLDKや書斎と同じ内装でしたが、3部屋全て同じ内装、インテリアスタイルだとつまらなさを感じることもあります。内装を変えることで寝室だけごろっと雰囲気を変え、また違った気持ちでお部屋を楽しまれると良いと思います。


S様もお好きなワインレッド×コンクリートのよう素材感のグレーを組み合わせた個性ある空間ですが、赤は刺激色のため寝室ではリラックスできないとされています。
そこで、睡眠時の目線の先にはワインレッドではなく、白で。お着換えやお化粧をするときはワインレッドを目線に入れることで攻撃性や刺激を感じられるようにも考えております。
そしてホテルスタイルといわれる、ベッドの下にラグを敷いて、左右にはチェストとテーブルランプを対象に配置。ベッドはつい隅っこに配置しがちですが、こうすることで空間の余裕と高級感も生まれます。
今回はS様とオンライン面談やLINEのやりとりをたくさんさせていただき、S様のアイデアやセンスも加わり、素敵なお部屋が完成したと思います。
家具の開梱設置もこちらで手配し、すべての商品が届いた後にはS様より満足のお言葉をいただけました。
S様の知人にもご紹介していただけるとのことで、なかなかお部屋作りをされるタイミングの人も少ないとは思いますが、機会があればご紹介やまたお話できればうれしい限りです。
この度はありがとうございました!
