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お部屋インテリアは安い価格の家具ばかりで揃えてもよいのか

お部屋作り(インテリアコーディネート)をするときにインテリアショップに行ったりインテリア関連のWebサイトを見てどの商品にしようかなと迷われると思います。

多くの人が当てはまると思うのですが家具を見ていると一つ感じることとして「見た目は同じようなデザインだけどモノによって安い物と高い物の金額の差が激しく、安い物で果たして良いのかどうかわからない」というのはあると思います。

家具の世界って例えば椅子をとっても3000円の椅子もあれば30万円の椅子もあります。

もちろん大きさは同じくらいのダイニング用の椅子です。

果たして3000円の椅子と30万円の椅子とでは100倍金額は違いますが品質や使っている素材やデザインに100倍相当の価値があるのでしょうか。

この答えとしてはどこに価値観を置くかという人それぞれの考え方があり、もちろん数値で表すのは難しいですが確実に言えることは家具ごとに差異は存在します。

今回は様々な価格帯のある家具にはどのような差異が存在するのかや、各種類ごとにどの価格帯の家具を買うべきか、そして価格以上の価値があるアイテムなどについてもお伝えしたいと思います。

引用:https://www.pinterest.jp/pin/211174974305935/

家具のブランドが異なる

引用:https://www.pinterest.jp/pin/153333562303127372/

良い家具を選ぶ一つの基準として家具を製造している会社で選ぶというものがあります。

世界で言えばカールハンセン、ヴィトラ。日本で言えば飛騨産業、マルニなどそれ以外でも星の数ほどある家具を製造する会社はありますが、そういった家具の世界でトップを走る名の知れたブランドの家具は基本的に品質は良いです。素材も良いものを使っています。

家具業界で働いている人なら知っているブランドも品質としては信頼できるものを作っています。(悪い意味で知られているブランドは除きます)

関家具、マスターウォール、ファクト、アートワークスタジオなどこれも数多くの企業があります。

また、家具でトップを走るブランドではないですが、有名企業が作っている家具例えばニトリやアイリスオーヤマやカインズなども品質は良いと言えます。ただ素材感はあまり、、というところはありますが。

やはり大きな企業や歴史のある企業というのは良いものを作る体制や責任があり、製造や品質管理のノウハウも蓄積されているからこそ良いものが生産されるのです。

逆に新しい企業や、存在が怪しいような企業は良いものを作る体制や責任もなければノウハウも蓄積されていないので品質に不安はあります。

家具というものは故障、クレーム、返品も多い業界で、各企業ともにそれらを避けたいです。ノウハウを蓄積している会社のほうがそういったトラブルが起きにくい商品を製造している言えるでしょう。

家具の生産地で値段や品質が違う?

引用:https://www.pinterest.jp/pin/988680924420882969/

家具の生産地にも可能であれば着目した方が良いです。

まずは日本製。日本製はほぼほぼ品質に優れた家具が多いと言えます。

やはりメイドインジャパンは日本人の気質や規制の厳しさなどから良いものを作る傾向はあります。

次にヨーロッパ製。ヨーロッパは西欧と東欧の二つに分けて考えた方が良いと言えます。

西欧はデンマークやドイツ、イタリアといった家具の本場の地であるからこそ品質も良いしデザインや素材感に優れた家具を作る傾向はあります。ただ金額的にも高い傾向があります。

しかし東欧は品質においては少し疑問と言えます。有名なメーカーもあまり東欧にはありません。意外と日本で売られている家具でも東欧製のものが特に古いもので見られます。

最後にアジア。アジアで多いのは中国製とベトナム製です。

アジアって品質大丈夫なの?と思う人も多いのではないでしょうか。

実はアジアでも良いものを作っている工場はあります。逆にそうでない工場もあります。

デンマークの一流ソファブランドのアイラーセン社も中国で製造していますが品質はとても良いです。それは中国の中でも高品質の製品を作れる工場を探ししっかり管理しているからこそできるのです。

中国製でも日本の名の知れた会社が企画販売をしている場合は品質が良いことは多いです。

生産地だけで決めるのではなく販売している会社がどこかに注意する必要があります。

安い家具は組立式は多い

引用:https://www.pinterest.jp/pin/713328028477117116/

安価な家具の特徴として組立式といったバラバラの状態で商品が届き、自分で組立してくださいというものが多いです。組立式にすることで梱包がコンパクトになり輸送費も抑えられるし、組立をお客様に任せることで人件費も抑えられるからです。

ただ、組立が苦手という方は完成品を買えばいいとは一概には言えません。

完成品であれば家具の搬入経路がなくて家具が入らないというトラブルに気をつけないといけませんし、最近では家具の組立出張サービスをしている人に依頼することもできますので自分で組立できなくても安心です。

家具組立サービスはくらしのマーケットなどで見つけることができます。

では次に高い家具にするべきアイテムと低価格の家具で良いアイテムはそれぞれ何があるかをお伝えしたいと思います。

高い価格の家具にするべきアイテム

ダイニングチェア

ダイニングチェアは良いものを買うことをおすすめします。

椅子は全身で感じるアイテムですよね。

お尻、背中、腕、手の感覚が当たるところです。

そして立体的な造形美のあるリビングにおいて存在感のあるアイテムと言えます。

Yチェア ヒロシマチェア スタンダードチェア と椅子には美術品としても評価されるような素晴らしい名品がたくさんあります。

一生ものの愛着のある椅子を1脚買われるのはおすすめです。

ダイニングテーブル

ダイニングテーブルは食事の時間に常に近い距離にあること、壊れることも少ないアイテムだからこそ長く使う。そういった意味では良いものがおすすめです。

しかし逆に言えば安価なものでも壊れにくいアイテムです。

価格を重要視するなら安価なダイニングテーブルでも十分です。

マットレス

マットレスは高価格なものがいいのではなく、自分に合ったものを使うのがおすすめです。

人生の三分の一を過ごす寝る時間の寝心地に大きな影響を与えるのはマットレスです。

睡眠の質をよくすることで生活の質も上がるからこそ自分に合ったマットレスがおすすめです。

それは低価格なものが自分に合うのであれば低価格なものでも良いです。

おすすめは通販で買える返品が無料でできるマットレスです。NELLのマットレスは特におすすめです。

家具屋では体圧分散がどうとかポケットコイルがどうとか店員さんは説明しますが結局のところ個人の好みというのは大きく、何日も寝てみないと自分にとって良いマットレスかどうかはわかりません。

安い価格の家具でよいアイテム

ラグ

高価格のラグとして天然素材のウールのラグがあります。逆に安価なラグとして人工素材のポリエステルラグがあります。

ウールのラグが優れているのかと言えばそんなことはありません。

ウールにはメリットもありますがデメリットもあります。

ポリエステルラグにもメリットもありますがデメリットもあります。

詳しくは説明すると長くなりますがトータル的には安価なポリエステルラグで十分だと考えます。

収納棚

収納棚はお部屋においては脇役になることが多いと思います。収納棚はあくまで収納としての機能に重視し高価格なものにする必要はありません。

特に扉のないオープンシェルフであればまず壊れることはありません。

高価な家具を買う予算があるのであれば収納棚でなく他のアイテムにお金をかけるべきです。

ソファ

ソファは非常に価格差が激しいアイテムです。同じサイズ感でも5万円のソファあれば200万円のソファもあります。

でも200万円のソファであれば一生使えるのかと言えばそんなことはありません。生地が痛んできたり中材のウレタンがへたってきたりさします。

ソファの生地部分は交換できるものもありますが交換するのに10万円以上かかることも普通にあります。

そういった意味でもソファは安価なものを使い、ライフスタイルが変わったりソファが傷んできたりしたら新たなソファに買い換える方が良いと考えます。

ただ安価すぎるソファはあまりに品質やデザインが悪いこともあるので、15万円前後の品質の良いソファが一番良いかと思います。

ベッドフレーム

ベッドフレームは寝心地を変えるものではありません。

またベッドフレームはマットレスやお布団で多くの部分が隠れて見えなくなります。

そういった意味でもベッドフレームは高価なものを買う必要はないです。

また家具屋さんは普通は勧めませんがベッドフレームなしでマットレスを床置きすると1番コストを抑えることができますよね。

もちろんマットレスにカビが生えないようにしなければならないので、換気をしたりお部屋環境には気をつける必要はあります。

引用:https://www.pinterest.jp/pin/341710690497525039/

価格以上の価値のある家具を買うと儲けることも

家具の世界では実は転売することで買ったときより高く売ることができるものもあります。

実際に私で言うと10,000円台の家具を40000円台で売れたり、80,000円台の家具を17万円台で売ったこともあります。(仕入れ販売ではありません)

名作家具は値上がりする

名作家具は今の時代においては値段が下がりにくいです。家具好きな人にとっては名作の家具は高い金額を払ってでもほしいのです。特に廃盤になったもの、限定カラーのものなんかはもう新品で買うことができないためどうしてもそのカラーがほしい人は定価より高くても買いたいのです。

メルカリでそういった家具を出品されている人は多いです。

名作家具の代表を挙げるとPH5、チェスカチェアー、ボビーワゴンなど他にもたくさんの名作家具は存在します。

引用:https://www.pinterest.jp/pin/740560732497898955/

ヴィンテージ 家具は値上がりする

1950年台にごろに作られたデンマークのヴィンテージ 家具、1900年台のフランスのヴィンテージ 家具、1950年台ごろのアメリカのヴィンテージ 家具などは現在非常に人気で価値があるからこそ高値で売買されています。

デンマークのヴィンテージ 家具を例に挙げると5年前は11万円だったライディングビューローは今はその倍くらいでアンティーク家具屋で売られています。

つまり5年前にもしデンマークのヴィンテージ 家具を買って5年間使って売りに出すと買ったとき以上の値段で売ることができるのです。

レンタルなんかよりも断然お得です。儲けられるのですからね。

私は家具はレンタルするよりも購入してまた売る方が結果的に損失が少ない場合が多いかなと思います。

引用:https://www.pinterest.jp/pin/524106475400224870/

IKEAは値上がりする場合もある

IKEAの家具も実は買ったときよりも高く売ることができる場合があります。

「新品があるんだから中古でなく新品で買えばいいじゃん」と考えると思います。

それはおっしゃる通りです。

現在新品で売られているものが中古でメルカリに出品しても高い値段で売れるわけがないですよね。

狙い目はインスタグラムなどでよくインフルエンサーたちが紹介しているIKEAの家具です。

その家具がもし廃盤になったらメルカリでの出品の絶好のタイミングです。

インフルエンサーの紹介を見てIKEAのサイトにいくともう取扱ありませんとなり、お客様はどこか他で出品しているとこないかをメルカリ等のサイトで調べます。

そうなると定価以上で販売しても売れる可能性はありますよね。

これは無印良品やニトリなんかでも言えることですが特に今の時代はIKEAですね。

IKEAではもうすぐ販売やめますとなっているアイテムもIKEAのサイトに書いていますのでそういったアイテムを購入し、少し使って楽しんだあとにメルカリで出品すると良いかなと思います。

引用:https://www.pinterest.jp/pin/807903620684519534/

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